人事課チーフ
10年間ホールで接客業務に勤めた後、2年間の統括本部配属を経て、現在は人事課で新卒採用や人事管理の研修制度・評価制度の管理を行っています。デルゼでは新しい評価制度を策定したばかりで、いかにスタッフに周知させるかを人事課と役員で検討し、説明するための動画を作ったり、スタッフからの質問に対応したりしています。会社が目指す方向を十分理解した上で新制度を浸透させることは簡単なことではありませんが、人事にしかできない経験に魅力を感じています。
パチンコは勝った人が楽しいことはもちろんですが、負けた人が笑顔で帰れるかどうかはスタッフの日頃のコミュニケーション力にかかっています。ほんの一言でまた来店していただけることもできる立場だからこそ、ホールに出ていた時は「店舗の顔」という意識を持って接客していました。今は人事課で採用面接や入社初日の研修を担当しています。その中で大切にしていることは、「会社の顔」だという自覚を持って行動することです。私が採用を推薦した人が店舗で活躍している様子を見たり、「デルゼに入ってよかったです」と言われたときはすごく嬉しいです。
現場の仕事にも思い入れが強く、今後本部の仕事を極めていくか、店舗の支店長職を目指すかビジョンは定まっていませんが、弊社はジョブローテーションに力を入れているので、実力を伸ばしながら可能性を広げていけたらと思っています。
これまで株式会社八号線には会社全体の経営に携わる管理部門に女性社員がおらず、私が初めての配属です。統括本部に異動するまでは接客業務しか経験がなく、パソコンを使ったこともなければ、本部の業務は全くの未知の世界でした。書類の作り方や電話の取り方など、一から教えていただきながら、必死で仕事を覚える毎日の中で、専門書や新聞を読んだり、ニュースをチェックする習慣がつきました。人事課の中で一番直近までホール業務に就いていたこともあり、今は女性目線、そしてホールスタッフの気持ちを汲んだ提案を心掛けています。今でも現場の感覚は大事にしたいという思いから、時にはホールに出てお客様と言葉を交わしたり、スタッフとの休憩室でのコミュニケーションにも、日々意識的に取り組んでいます。
新卒採用活動に携わるようになって実感したことは、「デルゼ」は知られていても、運営会社である「株式会社八号線」は知られていないという現実です。学生の皆さん一人ひとりとしっかり向き合って、八号線の魅力をもっと知ってもらうことが今の一番の目標です。社内向けには、男性と女性とで業務の得手不得手もあるので、女性向けの研修を企画したいと思っています。
産休・育休制度を実際に取得している女性スタッフもおり、私も今後結婚や出産などライフステージが変わっていっても、制度を活用しながら勤め続けていきたいと思います。
団結力の強さは、同業他社よりも絶対強いと思います。誰かが困っていたら必ず助けてくれる人がいます。入社当時の私は敬語も使えず、パチンコもしたことがなく、不手際でお客様を怒らせてしまったこともありました。しかしどんな時も上司がサポートしてくださって成長することができました。現在も労務など専門的な難しい内容を、担当者がプラスアルファの資料も添えながら教えていただいたりと周りに助けていただいています。
「絶対株式会社八号線に入ったほうがいいよ!」ですね。実際、後輩に勧めたこともあります。
採用活動をしていると、必ず「タバコ臭いですよね」「怖くないですか?」と言われますが、2020年4月から始まった禁煙化でクリーンな環境になり、店内はとてもきれいです。働いているスタッフの働きぶりやお客様の様子など、一度足を運んでもらえるときっとイメージが変わると思います。